公務員の早期退職制度と退職金について
〜某首都圏政令市の場合〜
そもそもうちの職場の早期退職制度って、どんな制度なんだろう?
早期退職制度とは?
対象者の要件は?
首都圏政令市の市役所に勤める公務員です。マニュアルを読み込むと、早期退職制度の対象者は、「年度末に勤続25年以上、かつ年齢が50歳以上の職員」です。ということは、25歳から勤め始めて、育児休暇や病気休暇などを取得せず、25年間働き続けた現在50歳の方が最短になりますね。
制度を利用の際の注意点
11月末までに書類を提出する必要があります。
育児休暇や病気休暇などは、1/2期間として計算されます。
退職金の上乗せはどのくらい?
本当にざっくりですが、 数百万円違うと思います。支給率がプラス5%になるだけでなく、さらに定年より早く退職した年数×2%が加算割合として上乗せされるのです。
私の場合を計算してみました!
あと何年働けばこの制度が利用できるのか?
毎年、10月中旬に「退職奨励の実施」という通知があります。はっきりは分かりませんが、この制度の該当者には、個別に何らかの案内が届くようです。私にはまだその案内が届いたことがないので、該当ではないようです。残念!
私は勤務して20年は過ぎましたが、勤続25年にはまだ数年足りません。育児休暇も取得しており、子ども2人にそれぞれ1年ずつ取っています。育児休暇期間は1/2期間として計算されるので、勤続26年経過しないと、この制度を利用できません。少なくともあと3年半程度は勤め続けなければなりません。
早期退職制度を利用した場合の退職金
では、実際に私が最短で早期退職制度を利用した場合の退職金をおおまかに計算してみたいと思います。勤務年数が異なるので、比べにくいのですが、今すぐに自己都合で退職した場合は約850万円、あと3年半働いて最短で早期退職制度を利用した場合は、おおよそ1500万円程度でした。その差額は650万円です。想像以上の違いにびっくりです。
結局、どうしたいのか?
上記の退職金金額の違いを知ると、やはり早期退職制度を利用したい!少なくとも制度が利用できるまでのあと3年半は、頑張って働きたいと思いました。また、今回調べたことで、職位による基本給アップなども退職金にかなり影響することがわかったので、そこまで頑張るか、どうするか、これから考えていきたいと思います。職位をもう一段階上げるとなると、あと5年ぐらいは働く必要があります。どちらにしても終わりは見えてきたので、この後の3〜5年を使って、退職後の生活を見出していけたらと思っています。何ができるか、何をしたいか、考えていくこと、そして実際に始めて何かを始めてみるのが楽しみで仕方ありません。
制度については、だいたい理解できました。退職金についてもざっくり分かました。この制度を利用しない手はないですね!