首都圏私立薬学部学費

【体験談】私立薬学部指定校推薦 大学合格記 1

アラフィフ女公務員

公立高校に通う3年生の娘が指定校推薦で首都圏私立薬学部に決まりました。正式な試験は11月、合格発表は12月ですが、高校入学から指定校推薦申請、選考、決定、入学手続きまでの経過をお伝えします。

パグラブ
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指定校推薦の校内選考は、受験の合格発表と同じ感じ。かなりドキドキソワソワして、仕事が手につきませんでした。

高校1年生から2年生

評定平均

 高校は自称進学校ですが、県内でもトップレベルではなく、その下ぐらいのレベルの公立高校です。ほぼ100%大学に進学します。まずは、高校選択の時にぎりぎりで入って下の方で付いていくのは、自分の経験からとっても辛いと考え、ある程度の余裕を持てそうなレベルを選びました。なので、定期テストはしっかり頑張る事は必要ですが、頑張った分だけ成果が出るような状況ではありました。高校1年と2年の評定平均は4.2でした。成績表は10段階評価なので、学年末に出る学年成績を5段階評価に直して平均を計算します。

3者面談にて

 毎年夏にある3者面談では、薬学部の指定校推薦を考えていることを伝えました。学校全体の方向性は、一般受験で上位の大学を狙って欲しいという返答でしたが、強制するものではありませんでした。2年生の面談時は、みんな考えることは同じなので、もう少し評定をあげておいた方がいいというアドバイスでした。進路指導室に行き、指定校推薦で薬学部に行った方の経験談が書かれたものを見にいったりしました。指定校推薦の大学リストは、毎年配布される「進路の手引き」のような冊子におおよそ載っています。

塾か予備校か

 1年生の夏から1対1の補習塾に通い始めました。1年生の1学期の成績から、本格的に指定校推薦を狙えそうだということで、分からないところを中心に教えてくれる塾に週1日程度通いました。なので、予備校の選択肢はなかったです。教科は数学中心で、化学なども随時聞いていたと思います。月に3万円程度とちょっと高かったですが、性格的に学校の先生には聞きにくい娘のためと親の安心感のためにお金を払っていた感じです。

高校3年生 1学期

オープンキャンパス

 1年生や2年生の時から夏休みの課題として大学調べなどがあったので、少しだけ参加していましたが、3年生では本格的に第一希望の指定校推薦枠のある薬学部のオープンキャンパスに行きました。が、コロナ明けというのが影響しているのか、完全予約制で、とにかく予約を取るのが大変でした。やっとのことで予約が取れ、参加したオープンキャンパスの個別相談では、昨年度は指定校推薦で同じ高校から行った方がいなかった話をすると、指定校推薦枠のリストが分かりにくいところに掲示してあったりするので、注意するように言われました。そんなことあるんですね。

 1学期の成績は結局、評定4.1でした。なので、高校1.2年生の評定も加えた最終的な評定は4.1という結果になりました。何とか4.2をキープしたかったので、娘は落ち込んでいました。

夏の3者面談

 塾のアドバイスもあり、指定校推薦枠の人数や娘が申請した時にどの程度可能性があるのか、手応えを確かめるような質問などをしてみました。「何人ぐらい薬学部志望者がいるのか。」「第一希望がダメだった時はどうしたらいいか」などです。薬学部の指定校推薦はいくつもの中堅大学から来ているのですが、地理的に毎年応募者のいない大学がいくつかあるとのことで、第一希望がダメな場合に考えてみるといい大学を2つ教えていただきました。もう一つのアドバイスは、化学をしっかり勉強しておくように、とのことでした。

再びオープンキャンパスへ

 夏の3者面談で名前の上がった指定校推薦枠のある第二志望の大学2つに急いで見に行きました。実際に自宅から通えるかどうかを、電車を乗り継いでキャンパスの門まで行ってみたりしました。予想通り、2時間ちょっとかかるところばかりで6年間通い切れるのか、娘自身が決断できないまま時間だけが過ぎていきました。

高校3年生 2学期

指定校推薦大学発表

 通常、夏休みに高校と大学との間で、指定校推薦の大学や学部、人数が正式に決まるとのことです。なので、2学期に入ってすぐに指定校推薦の大学発表がありました。各自が進路指導室に指定校推薦のリスト、評定平均など大学ごとの条件などを見にいきます。コピーとか写メは撮らせてもらえません。なので、娘にしっかりメモしてくるよう伝えました。毎年このリストなどを見るために行列ができるそうで、整理券を配って順番に見たそうです。指定校推薦の大学の冊子が10部程度準備されていたようです。

いざ、申請へ

 例年通り、第1志望の薬学部の指定校推薦枠がありました。人数も例年通りでした。評定平均や選択科目に条件も例年通り。評定平均3、8以上で、化学を選択していること、という2つが条件でした。無事に条件はクリアーです。

 まずは、第1希望の大学に出してみることに決めました。担任の先生に申請用紙をもらい、記入して提出します。申請用紙には、決定した場合には必ず入学し、卒業する、という誓約書の部分があり、親が署名する形になっていました。申請の締め切りは、発表日から1週間後ぐらいでした。結構すぐに決めなければなりません。

学校から電話が!

 無事に期間内に申請しました。締め切りが過ぎてすぐに、担任の先生から自宅へ電話がかかってきました。びっくりしましたが、提出した申請書類の確認の電話でした。親の同意の確認が主ですね。校内選考日が9月15日なので、結果についても当日の夕方電話で連絡しますとのことでした。

指定校推薦決定

第一希望に決定

 校内選考日は、申請締切から約1週間後。選考は午後からあるようで、夕方ぐらいに電話します、と言われていました。当日は仕事だったため、直接電話を受けることはは旦那にお願いしました。朝からソワソワしていましたが、いざ午後になるとドキドキしてきて仕事は全く手につかずでした。夕方になると、何度も携帯をチェックして、まだかまだかと連絡を待っていました。夕方5時くらいの電話と言われていたのに、5時半になっても連絡なく、6時頃、ようやく決定の連絡がありました。ほっ。

現在の状況

 指定校推薦で首都圏の私立薬学部に無事に決まりました。11月に入ったら出願し、11月中旬に面接試験、12月初旬に正式合格となる予定です。現在娘は出願書類である志望理由書を作成しています。ある程度考えて書いたものを担任の先生に添削、ダメ出しされ、苦慮しています。

 娘は第一志望の大学に1回目の選考で通りましたが、1回目の選考でダメだった人向けにもう一回チャンスがあります。あくまでも1回目の選考に申請してダメだった人向けです。1回目先行の1週間後締め切りで、まだ決定していない大学から選んで再度選考にかけてもらうことができます。3回目は無いようなので、指定校推薦の校内選考チャンスは2回です。

 大学の方針としては、第一志望の大学が指定校推薦であればいいけれど、なければ一般受験しなさい、という、あくまでも一般入試推しです。大学全入時代となり、指定校推薦もたくさんあるので、選ばなければ評定平均3.5ぐらい取っていれば指定校で大学に行くことはできます。

 高校では、10月上旬に先日指定校推薦で決まった生徒だけを集めて、今後の過ごし方など注意事項を聞かされたそうです。そこに集まったのは50人くらいとのこと。ひと学年300人ちょっとなので、6分の1が指定校推薦で決まったことになります。実際娘のクラス約40人では指定校推薦が決まった人が5人だそうです。

 実際の出願や試験、合格発表、その後については、体験記2でお伝えしていきます。

今後について

 無事に決まって嬉しいですが、いよいよ大学に学費が現実味を帯びてきました。しかも私立の薬学部6年間!大学の学費でもトップクラスですね。分かっていたことですが、やはり現実となると、早期退職して本当に大丈夫なのか、少し節約して生活しなくちゃ、とか、娘から買って欲しいものがあると言われると、今までであれば躊躇なく買ってあげたのに、最近はお小遣いで買いなさい、と言ってみたり、ちょっと不安定になっています。娘は調子に乗っており、脱毛したい、車の免許も取りたい、成人式の振袖どうしよう!と言いたい放題、やりたい放題なのです。どうなることやら。

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一安心ですが、6年で卒業して国家試験に合格できるのか、学費は大丈夫か、自分の早期退職は叶うのか、心配ばかりです。

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アラフィフ公務員
アラフィフ公務員
現役女性地方公務員
某首都圏政令市のアラフィフ公務員です。職位は課長補佐級です。ここ2年程度、仕事に行き詰まり、苦しんでおります。財産形成して遅くとも5年後には早期退職を目指していきます
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