【体験談】50歳で初めて脳ドックを受けたら、費用は0円だった!
35歳くらいから2年に1回人間ドックを受け始めました。職場の健康診断も受けているので、今回は初めて脳ドックを受けてきました。その内容、費用をレポートします。
人間ドックは昨年受けたので、今年は50歳という区切りの時、脳ドックに挑戦です!
脳ドックとは?
人間ドックと脳ドックどっちにするか?
人間ドックは、30歳過ぎた辺りから2年に1回程度受けています。昨年度は人間ドックを受け胃内視鏡検査もしました。今年は記念すべき50代突入の歳なので大腸内視鏡にも挑戦しました。そしてさらに脳ドックにも挑戦してみることにしました。
脳ドックの意義
脳の病気は脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳卒中や脳腫瘍、アルツハイマー病やパーキンソン病変疾患など多くあります。脳ドックを受診、専門的なチェックを受けることで早期発見・早期治療につながります。
MRI(脳の断面図)やMRA(脳の動脈像)を調べます。
脳ドック内容とは?
日本脳ドック学会の基準に準拠しているものでは、下記の内容が一般的なようです。
脳ドック基本コース
1.身長・体重・腹囲・血圧測定
2.脳MRI
3.脳血管MRA
4.頸動脈エコー
5.血液・尿検査
6.心電図
7.動脈硬化度測定
8.血液サラサラ検査(血液流動性測定)
9.認知症スクリーニング 長谷川式簡易知能評価スケール
いざ脳ドックへ
病院選びから予約
総合病院の人間ドックセンターでも脳ドックが受けられるところは増えていますが、地域の病院で脳神経外科を専門としているところの方がいいのかな、と思い選びました。というのも、以前大腸内視鏡検査を受けた時に、医師の腕が良かったからです。電話して約1ヶ月後の予約が取れました。
いざ脳ドック当日
まずは尿検査。尿検査があるとは知らずに、病院に着いてすぐにトイレに行ってしまったのです。「ちょっとで大丈夫ですよ」と受付の方に言われ、絞り出しました。その後、身長体重測定、MRI、心電図、採血、眼圧、眼底写真、認知症スクリーニング検査を行いました。脳ドックはMRIだけかと思っていたので、内容の多さにびっくりです。
MRI検査
閉所恐怖症ではないけれど、30年ぶりのMRI検査にドキドキが止まりませんでした。下着の金具もダメなようで、下着だけ外して服はそのままの格好で、検査台に寝転がりました。全部で20分程度です。途中、結構な音が聞こえてきますが、検査の方が「1分音が聞こえます」とか、「5分音が聞こえます」など随時伝えてくれるので、安心して受けられました。脳の断面図と脳血管の撮影もしたようです。
脳ドック結果
後日結果説明
検査から2週間後に医師の診察を受けます。血液、尿、MRI、眼底検査の結果から、異常があった部分についての説明がありました。血液検査の結果に少々異常ありましたが、それ以外は大丈夫でした。最近、物忘れがひどいので気になっていましたが、大丈夫だったので安心できました。わざわざ週末に行きましたが、診察は5分以内で終わりました。早過ぎてびっくり!説明してくれた医師もあまり丁寧ではなかったので残念です。
郵送で結果が届きました
診察での結果説明後、2週間程度で詳細な結果が書面で届きました。全ての検査結果がA4サイズの冊子にまとめられており、とても見やすいものでした。MRIやMRA、眼底の画像がカラーで示されています。さらに脳画像のCDも付いていました。何に使うんだろう?という感じです。冊子の報告書だけで十分な感じなのです。
詳細な結果が届くので、定期的に受けると、前回からの変化が分かっていいかも。
まとめ
費用対効果はどう?
結局のところ、かかった費用は0円でした。脳ドック費用は税込で45000円です。共済組合からの補助金が31000円でます。差額14000円を現金で支払いました。そして、さらにこの14000円についても、組合からの助成金申請をすると、後日振り込まれるのです。よって、結果的に持ち出しなしで脳ドックを受けることができました。公務員ならではの福利厚生の良さですね。
平日の午後半日を使ってで脳ドックに行きましたが、職務義務免除の制度を利用しました。人間ドック等を受けるときは、年に1回、最大1日の職免を使えます。ありがたいですね。
今後の方針
人間ドックと脳ドックをうまく組み合わせていくといいのかな。
来年は人間ドックを受けようかなぁと思っています。ですが、胃カメラは3年に1回ぐらいでいいかなあと。内臓の超音波検査は受けたいですが、今、気になっている「おうちでドック」を受けてみるかもしれません。
脳ドックは3年に1回ぐらい定期的に受けようと思います。
かなりの物忘れがあるので、結果にビクビクしてました。とりあえず安心ですが、本当に大丈夫なのかな。